YESと言わせてみよう！ - スイ君の恋愛相談室

自分の意見を通す方法

あなたは、デートを誘う際に何か戦略を持っているだろうか？

何も考えずにデートに誘うより、戦略を持って誘った方が、成功率は上がるだろう。

今回は心理学を用いた、「デートの誘いを通しやすくする」方法をお伝えする。

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ＹＥＳセットとは、会話の中で、「ＹＥＳ（はい）」という肯定的な反応を積み重ねることで、相手の潜在意識の中に、ＹＥＳセット

相手が言っていることが「ＹＥＳ」

↓

相手の存在自体が「ＹＥＳ」

というような「信頼関係を築いていく」心理テクニックである。

これは、心理学でいう「一貫性の法則」を利用している。

一貫性の法則とは、私たちは、自分で決めたことや、ある立場を明確にすると、それに対して、最後まで一貫性をもった態度を取ろうとする傾向があるという心理法則である。

笑っていいとも！で有名だったタモさんもＹＥＳセットを使って観客を誘導していた。

タモさんの手法を見てみよう！

タモさん「今日は暑いですね」

観客「そうですね！」

タモさん「明日も暑いみたいですよ」

観客「そうですね！」

タモさん「東京は熱帯夜みたいですよ」

観客「そうですね！」

タモさん「なんか５０度ぐらいみたいよ！」

観客「そうですね(笑)」

タモさん「そんなこたぁ〜ない(笑)」

というように、観客をＹＥＳセットで誘導し、タモさんの言うことをすべてＹＥＳにしてしまうという最強な技を駆使していたのだ。いきなり、タモさんが「なんか明日の気温、５０度ぐらいみたいよ＾＾」と言っても、観客は、「え？」となるだけである。徐々にＹＥＳを積み重ねることで、ＹＥＳと言わせたのである。

このことを、恋愛に応用してみよう。

シーン別に、YESセットの使い方の例を挙げてみたので、自分なりにアレンジして使ってみて欲しい。

例1)小旅行の誘い（基礎編）

男「そろそろ秋だね！」

女「うん」

男「秋は少し肌寒い感じが良いよね！」

女「うん」

男「秋は好き？」

女「うん、好き！」

男「俺も秋好きなんだけど、もしよかったら、箱根に紅葉でも見に行って秋を満喫しない？」

女「うん♡」

例2)食事の誘い（応用編）

男「その服おしゃれだね！」

女「そんなことないよ、でもありがとう！」

男「○○ちゃんは、おしゃれ好きなんだね！」

女「おしゃれではないけど、美意識は持ちたいなって思ってるよ」

男「へー、意識高いね！俺も勉強させてもらわなきゃ。そいえば、前友達に教えてもらって行ってみたいなって思ってた、おしゃれなレストランあるんだけど、イタリアンは食べられる？」

女「うん、好きだよ！」

男「もしよかったら、一緒に行かない？」

女「うん、いいよ♡」

例１では、単純に「ＹＥＳ」を繋げて最終的にデートの誘いを「ＹＥＳ」に持っていった。誰でも共感することの可能な、季節の話や天気の話、流行りの話などで「ＹＥＳセット」を繋げよう。「太陽は、東から昇って西に沈むよね？」のような、不変で、ごく当たり前の話をした後に、自分の要求を伝えるだけでよいのだ。

これだけでもかなり有効な手法なだが、例２では、より自然な流れで「ＹＥＳセット」を使っている。会話の前半部分に置いて、言葉上は、「ＹＥＳ」とは言っていないが、内面では、「ＹＥＳ」と思っているはずである。例えば、おしゃれな人であれば、誰でも服に気を配っていたり、美意識を持っているはずである。その部分を確かめる作業をしたのだ。その人が、内面で意識していることを褒めてあげられたら、「ＹＥＳセット」はより威力を増すだろう。そのためには、その人が何に興味を持っていて、どんな信念があるのかを察する必要がある。少し難しいように思うかもしれないが、これは経験すればある程度できるようになる。些細なことに注意しながら、女性と接してみよう。