吊り橋効果を使ってドキドキする錯覚を与えよう!
吊り橋効果とは?
通常人間の脳は、「出来事→その出来事への解釈→感情」という経路で感情が発生すると考えられている。恋愛で言えば「魅力的な異性に出会う→魅了される→ドキドキする(心拍数が上昇)」という経路である。
しかし人間の脳というのは複雑で、必ずしもこの順番を守らないことがある。
「出来事→感情→その感情への解釈」というように、感情が認知に先立つ場合もあるのだ。恋愛で言えば「魅力的な異性に出会う→ドキドキする(心拍数が上昇)→これは恋?」という流れとなる。
このように、感情が認知より先に生じるのなら、意図的に錯覚させることが可能性であるというように考えられているのが、吊り橋効果である。吊り橋を渡るとき、恐怖心から来る心拍数の上昇を、好きな人といるときのドキドキ感と錯覚してしまい、好きという感情が芽生えるのだ。「男性と一緒に吊り橋を渡る→恐怖心から心拍数が上昇→これは恋?」という流れだ。
これは、必ずしも吊り橋である必要はない。例えば、ジェットコースタやお化け屋敷なんかも心拍数が上昇するだろう。もっと身近な例でいえば、運動することやホラー映画を見ることである。
また、好きな人の前で起きる現象として、ドキドキするだけでなく、瞳孔が開くということも分かっている。瞳孔は暗いところで開くので、デートする際は薄暗い場所の方がよいことになる。
おすすめは、散歩して適度に運動した後に、薄暗い部屋でホラー映画を見ることであろう。心拍数が上がった状態で、瞳孔が開くので、吊り橋効果を存分に発揮させることが可能である。
最後に
吊り橋効果を使って、心理的にも有利に持っていけるようにすると、成功率は向上する。このような些細な部分も気を配れる人が最終的に結果を出せるのだ。
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